
『バベル:リビルド』第4話
04-D『仮住まい』象徴ビジュアル
画像生成向け構図指示 完全版
作成日:2026-07-19
管理状態:画像生成指示・完全版案
画像用途:04-Dを代表する象徴ビジュアル/キービジュアル
推奨比率:横長16:9
1. 一枚で伝える意味
昨日まで巨大機械を介して対峙していたボルドとセナが、今日は同じ職員宿舎の廊下で生活者として出会い直す。
全面的な和解ではない。
身元不明の妨害者だったボルドへ与えられた条件付きの信頼が、工具の一部返却、仮住まい、同じ廊下での食事、近隣職員との遭遇という生活上の距離へ変わったことを描く。
この画像は、単なる昼食風景ではない。
機体越しの敵対関係が、同じ廊下で暮らす人間同士の関係へ変わり始めた瞬間。
2. 切り取る瞬間
ナギ、レイカ、ボルドが、ナギの部屋の前の廊下へ簡素なシートを敷いて昼食を取っている。
そこへ、非番で洗濯物を抱えたセナが通りかかる。
セナの洗濯籠から靴下が一枚、すでに床へ落ちている。
ボルドはパンを持ったまま、もう一方の腕を低く下げ、セナ本人ではなく床の靴下を静かに指している。
セナはボルドが前日の妨害者だと知らされ、眠気が消え、洗濯籠を胸の前へ抱え直して一歩だけ引いている。
レイカは二人の様子を少し面白がっている。
ナギは責任者として平静を維持しているが、仕事中よりわずかに力が抜けている。
3. 画面内優先順位
- ボルドとセナが、昨日の敵対者ではなく近所の生活者として出会い直す瞬間
- ナギ、レイカ、ボルドが廊下で不格好な昼食を囲んでいる状況
- 条件付きの信頼と生活感を示す、ロックグラス、洗濯籠、靴、簡素な食事
- 元規格宿舎へ補修と生活が堆積したバベルの職員居住区
- 「城崎ナギ」と「空室」の二つの表札
人物の顔、姿勢、手元、小物を優先する。
配管、扉、表札、生活用品は世界観を支えるが、人物を圧迫するほど主張させない。
4. 絶対条件
以下は、変更されると画像の意味が壊れる条件。
- 人物はボルド、ナギ、レイカ、セナの4人だけ。
- ボルド、ナギ、レイカは廊下のシート上で床座。セナだけが立っている。
- ボルドは中央、ナギは画面左中景、レイカは画面中央右中景、セナは画面右前景。
- ボルドはセナ本人ではなく、セナの足元の床へ落ちた靴下を斜め下向きに指す。
- ボルド、ナギ、レイカは靴を脱いでいる。三人分の靴はシート外へまとめて置く。
- ナギは壁へ背を預け、片膝を立て、もう片脚を横へ流して座る。あぐらにしない。
- レイカは14歳の小柄な少女で、正座を片側へ崩した横座り。成人女性にしない。
- セナは赤いもこもこのパーカーとグレーのスウェットパンツで、洗濯籠を胸の前へ抱える。
- ナギとセナを、髪型、年齢、服装、姿勢、役割のすべてで明確に区別する。
- 舞台は、元規格宿舎へ補修と生活が堆積した職員居住区の廊下。未来ホテル、廃墟、スラムにしない。
5. 重要条件
- ナギの右手に、水の入った古びた分厚い透明ロックグラスを持たせる。
- ナギの左手にパンを持たせる。
- ボルドの片手にパンを持たせる。
- セナの足元に、洗濯籠から落ちた靴下を一枚だけ置く。
- シート上に、干し肉、開いた肉の缶詰、固いパン、水のポット、最低限の食器を置く。
- ナギは疲労しているが、管理者としての平静を維持する。
- レイカは状況を少し面白がるが、はしゃいだ笑顔にしない。
- ボルドは頑強で無口な現場のベテランとして描き、悪役や威圧者にしない。
- セナは眠気と生活感を残しつつ、ボルドを知った瞬間だけ警戒する。
- 左側の扉は「城崎ナギ」、右側の扉は「空室」。それ以外の人名表示は置かない。
6. 補助条件
- 廊下に露出配管、後付け配線、不揃いな金属扉を配置する。
- 壁には塗り直し、擦り傷、錆、補修板がある。
- 廊下の端へ収納箱、工具箱、乾燥中の衣類などを少量だけ置く。
- 通路幅は確保され、現在も人が暮らし、管理していることが分かる。
- ナギの部屋の扉は閉じ、室内を見せない。
- 表札は扉横の小型プレートであり、名簿掲示板にはしない。
- ボルドの仮住まいとなる空室は、まだ個人の生活が堆積していないことを「空室」の表札で示す。
7. 基本仕様
- 作品:『バベル:リビルド』
- シーン:第4話 04-D『仮住まい』
- 用途:象徴ビジュアル
- 画風:高品質、高精細、シネマティック、セミリアル寄りのアニメ一枚絵
- アスペクト比:16:9
- 時刻:制御落下作戦翌日の昼前後
- 空気:不格好で少し可笑しいが、馴れ合いではない日常
- 人物数:4人のみ
- 基本色:鈍い灰色、くすんだ金属色、白、黒、暗褐色
- 色の焦点:セナの赤いパーカー
8. カメラ設計
8-1. カメラ位置
カメラは職員宿舎の廊下の曲がり角付近。
セナが廊下を曲がって三人を見つけた位置に近いが、完全なセナ主観にはしない。
四人全員の顔、ボルドの指先、床の靴下、ナギのロックグラス、三人の座り方が同時に確認できる客観視点。
8-2. カメラ高さ
床から約100~120cm。
床座の三人と立っているセナの高低差が自然に分かる高さ。
極端なローアングルにしない。
ナギやレイカの脚、スカート内、身体線を強調する角度にしない。
8-3. レンズ感
28~35mm相当の自然な広角。
- 廊下の奥行きが分かる
- 四人を一枚へ収められる
- 魚眼歪曲はない
- 前景のセナだけが巨大化しない
- ボルドの巨体は体格差として示し、遠近法で誇張しすぎない
8-4. フレーミング
- 横長16:9
- 四人とも頭部を切らない
- 床の靴下と三人分の靴を画面内へ入れる
- ナギのロックグラスが手や身体へ埋もれない
- ボルドの指先と靴下の間に明確な空間を作る
- セナの洗濯籠で顔を隠さない
9. 構図
9-1. 前景
画面右前景にセナ。
立ったまま、洗濯籠を胸の前へ抱えている。
身体は廊下を進む方向に少し残しつつ、顔と上半身を三人へ向ける。
片足を半歩だけ後ろへ引き、驚きと警戒を示す。
セナの足元の床に、洗濯籠から落ちた靴下が一枚ある。
9-2. 中景
画面中央から左中景に、簡素なシートを敷いた昼食の三人。
- 中央:ボルド
- 画面左:ナギ
- 画面中央右:レイカ
三人の身体は触れない。
座る距離は、食事を共有できるが親密な家族ではない程度。
9-3. 背景
細長い職員宿舎の廊下。
左右に金属扉。
画面左側の扉に「城崎ナギ」。
画面右側の扉に「空室」。
露出配管と後付け配線が廊下の奥へ続く。
廊下の生活用品は控えめにし、四人のシルエットを明瞭に保つ。
9-4. 視線誘導
- セナの赤いパーカー
- セナの警戒した顔と洗濯籠
- 床へ落ちた靴下
- 靴下を示すボルドの低い指先
- ボルドの巨体と落ち着いた顔
- ナギのロックグラスと疲労した表情
- 状況を少し面白がるレイカ
- 「城崎ナギ」と「空室」の扉
指差しの線がセナの身体へ向かわないようにする。
10. 人物配置一覧
| 人物 | 画面位置 | 深度 | 高さ | 身体の向き | 他人物との距離 |
|---|---|---|---|---|---|
| ボルド | 中央 | 中景 | 床座 | セナ側へ少し3/4 | ナギ、レイカと接触しない |
| ナギ | 画面左 | 中景 | 床座 | 画面中央へ3/4 | ボルドから少し間を空ける |
| レイカ | 画面中央右 | 中景 | 床座 | セナへ顔を向ける | ボルドから少し間を空ける |
| セナ | 画面右 | 前景 | 立位 | 三人へ半身 | 三人の輪へ入らず一歩離れる |
11. 人物参照
| 人物 | 定義ID | 今回の差分 |
|---|---|---|
| ボルド | BORD_V1 | 宿舎廊下で昼食。靴を脱ぎ、あぐら。パンを持ち、床の靴下を低く示す |
| 城崎ナギ | KINOSAKI_NAGI_V1 | 徹夜明け。床座。黒い不透明ストッキング。水入りロックグラス |
| 篠宮レイカ | SHINONIYA_REIKA_V1 | 14歳。制服姿。正座を崩した横座り。缶詰を食べている |
| 立花セナ | TACHIBANA_SENA_V1 | 非番、寝起き。赤いもこもこパーカー、グレーのスウェット、洗濯籠 |
人物参照画像または人物描画定義が利用可能な場合、顔立ちと基本的な身体特徴は参照定義を優先する。
この文書では、今回の場面に必要な姿勢、服装差分、疲労、表情、小物を固定する。
12. 人物別設計
12-1. ボルド
基本
- 50代男性
- 四人の中で最も大柄
- 頑強で厚い身体
- スキンヘッド
- 短い灰色の髭
- 日焼けした褐色肌
- 太い腕と大きな手
- 暗色の使い込まれた作業着
- 現場の汚れと使用感はあるが、不潔にはしない
画面位置
画面中央、中景。
座っていても巨体が分かる。
ただし、敵ボスのような正面中央・威圧構図にはしない。
姿勢・重心
- 靴を脱いでいる
- 靴下姿
- シート上であぐら
- 上半身は自然に起こす
- 肩へ余計な力を入れない
- セナへ身を乗り出さない
右手
固いパンを持つ。
食事中であることが分かる。
パンを武器のように握り締めない。
左手
腕を腰より低い位置へ下げる。
人差し指は、セナ本人ではなく、床へ落ちている靴下へ斜め下向きに向ける。
指先はセナの脚、胴体、顔と一直線にならない。
視線
顔と目は床の靴下へ向ける。
セナを睨まない。
表情
- 無表情に近い
- 口元だけがごくわずかに緩んでもよい
- 悪意、威嚇、冷笑、糾弾はない
- 落とし物を事実として知らせているだけ
演技の意味
昨日の敵対者へ向けた最初の生活上の言葉が、「靴下が落ちている」という取るに足らない注意であることを示す。
誤解防止
- セナ本人を指差さない
- 腕を高く上げない
- セナへ接近しない
- 工具を持たせない
- 威圧的に笑わない
- 糾弾、命令、脅迫の演技にしない
12-2. 城崎ナギ
基本
- 29歳の成人女性
- 昇降局の現場管理官
- 肩にかかる程度の黒髪
- 徹夜明けで髪と襟が少し乱れている
- 目の下に疲労がある
- 白い昇降局制服
- 黒い制服スカート
- 黒い不透明ストッキング
- 実務的で、管理者としての統制を失わない
画面位置
画面左中景。
「城崎ナギ」の表札がある閉じた扉の近く。
姿勢・重心
- 靴を脱いでいる
- 壁へ背を預ける
- 片膝を立てる
- もう片脚は横へ自然に流す
- あぐらは禁止
- 脚をカメラ正面へ突き出さない
- スカートの裾は自然に保たれ、肌は見えない
右手
古びた分厚い透明ロックグラスを持つ。
中身は酒ではなく水。
グラスを床へ置かない。
普通のコップ、金属マグ、紙コップへ変更しない。
左手
パンを持つ。
食事中であることが分かる。
視線
ボルドとセナの間の出来事を見る。
カメラを見ない。
表情
- 管理者らしい落ち着いた無表情
- 疲労した目
- 口は閉じている
- 口元だけがわずかに緩む
- 色気、媚び、恍惚、誘い、酔いはない
演技の意味
ボルドを完全には信用していないが、同じ廊下で食事を取る程度には生活圏へ受け入れている。
職務中より力は抜けているが、責任者の顔は残っている。
誤解防止
- セナより明確に年上
- セナと同じ髪型、髪色、服装にしない
- 長髪化しない
- 妖艶な半目、開いた唇、赤面にしない
- 胸、腰、臀部、脚線を主役にしない
- 強いローアングルで見上げない
- 肌の露出を増やさない
12-3. 篠宮レイカ
年齢を最優先
- 14歳
- 中学生相当
- 成人女性ではない
- 四人の中で最も小柄
- 丸みのある幼い輪郭
- 柔らかい頬
- 年相応の身体つき
- 色気は一切ない
外見
- 暗い茶色の顎までの整ったショートボブ
- 顔に対して少し大きい、細い金属フレーム眼鏡
- 昇降局制服をきちんと着ている
- 黒い制服スカート
- 制服用の靴下
画面位置
画面中央右、中景。
ボルドの隣だが、身体は接触しない。
セナの全身を隠さない位置。
姿勢・重心
- 靴を脱いでいる
- シート上で正座
- 正座を片側へ崩した横座り
- あぐらは禁止
- 脚やスカート内が見える角度にしない
右手
小さなスプーンを持つ。
左手
開いた肉の缶詰を支える。
視線
顔だけセナの方へ向ける。
ボルドとセナの反応を見ている。
表情
- 状況を少し面白がっている
- 目元に年相応の好奇心
- 口元に小さな笑み
- 大笑い、はしゃぎ、からかいすぎる表情にはしない
- 大人びた冷笑にしない
演技の意味
ボルドを「昨日の妨害者」だけでなく、「今日から近所のおじさん」として扱い始めている。
技術職員としての理解力と、14歳らしい軽さを同時に残す。
誤解防止
- 成人女性の体格にしない
- ナギと同年代にしない
- 男性化しない
- セナと服装を交換しない
- 胸、腰、脚を強調しない
- 化粧、妖艶さ、恋愛的な視線を入れない
12-4. 立花セナ
基本
- 19歳の若い成人女性
- 昇降局保安群のアンカーパイロット
- 今は非番
- ナギより明確に若い
- レイカより成人らしいが、まだ若い
- 丸みのある柔らかな顔
- 暗い茶色の顎までのショートボブ
- 寝起きで髪が少し乱れている
- ついさっきまで眠そうだった半目
服装
- 制服ではない
- もこもこの赤いパーカー
- 柔らかいグレーのスウェットパンツ
- 宿舎内を移動するための内履きを履いている
- 戦闘装備、武器、通信機、制服徽章はない
画面位置
画面右前景。
廊下の曲がり角から現れ、三人を見つけて立ち止まっている。
姿勢・重心
- 立ったまま
- 洗濯籠を胸の前へ抱える
- 両肘を少し締める
- 洗濯籠が身体の盾のように見える
- 一歩だけ後ろへ引く
- 戦闘姿勢にはしない
右手
洗濯籠の右側を握る。
左手
洗濯籠の左側を握る。
両手とも洗濯籠から離さない。
視線
最初はボルドを見る。
その後、視線だけ足元の靴下へ落としている瞬間でもよい。
ボルドの指先と靴下の関係が理解できる視線。
表情
- 眠気が一瞬で消えている
- 目が少し開く
- 困惑と警戒が混ざる
- 恐怖で取り乱さない
- 泣かない
- 怒鳴らない
演技の意味
昨日はアンカーという巨大機械の中にいた人物が、今日は寝起きの私服で洗濯物を抱えている。
戦闘時の役割と、生活者としての姿の落差を見せる。
誤解防止
- ナギと同じ黒髪、肩までの髪にしない
- ナギの白い制服を着せない
- レイカの眼鏡を着けない
- アンカーや武器を画面へ出さない
- 洗濯籠を旅行鞄や武器へ変更しない
- ボルドへ攻撃姿勢を取らない
13. 人物識別の対比
| 項目 | ボルド | ナギ | レイカ | セナ |
|---|---|---|---|---|
| 年齢 | 50代 | 29歳 | 14歳 | 19歳 |
| 体格 | 巨躯、頑強 | 成人女性、管理者 | 小柄な少女 | 若い成人女性 |
| 髪 | スキンヘッド | 肩までの黒髪 | 整った暗茶ショートボブ | 乱れた暗茶ショートボブ |
| 顔の特徴 | 短い灰髭、褐色肌 | 疲労した目 | 大きめの眼鏡、幼い輪郭 | 眠たげな半目、柔らかな顔 |
| 色 | 暗い作業着 | 白と黒 | 整った制服色 | 赤とグレー |
| 高さ | 床座 | 床座 | 床座 | 立位 |
| 姿勢 | あぐら | 壁にもたれ片膝立ち | 正座を崩した横座り | 洗濯籠を抱えて一歩引く |
| 役割 | 暫定入居者 | 監視責任者 | 技術者兼案内役 | 非番の保安員 |
人物の識別は顔だけに依存しない。
色、身長、髪、姿勢、服装、小物、画面位置をすべて使って区別する。
14. 人物間の距離と関係
ナギとボルド
同じ食事を取るが、肩は触れない。
ナギはボルドへ身体を預けない。
全面的な信頼ではなく、監視責任者と条件付き協力者。
レイカとボルド
隣に座るが、親子のような密着はない。
レイカは恐れていないが、無防備に寄りかからない。
技術者同士として興味を持ち始めた距離。
ボルドとセナ
ボルドは座ったまま。
セナは立ったまま一歩離れている。
ボルドは靴下を知らせるだけで、セナへ接近しない。
昨日の敵対が、日常上の小さなやり取りへ変わる入口。
ナギとレイカ
同じ食事を自然に囲んでいる。
レイカがナギの私物や食料へ触れられる、疑似家族的な慣れがある。
ただし、この画像では身体接触で表現しない。
15. 必須小物
| 小物 | 所有者 | 位置 | 状態 | 物語上の役割 |
|---|---|---|---|---|
| 古いロックグラス | ナギ | ナギの右手 | 分厚い透明ガラス、水入り | ナギの私生活と疲労 |
| パン | ナギ | ナギの左手 | 固く簡素 | 日常への移行 |
| パン | ボルド | ボルドの右手 | 食べかけでもよい | 敵対者ではなく食事中の生活者 |
| 肉の缶詰 | レイカ | レイカの左手 | 開封済み | 年相応の食事場面 |
| スプーン | レイカ | レイカの右手 | 小型 | 両手と動作の固定 |
| 洗濯籠 | セナ | 胸の前、両手 | 衣類が入っている | 非番と生活感、無意識の盾 |
| 落ちた靴下 | セナの洗濯物 | セナの足元の床 | 一枚だけ完全に床へ落ちている | 敵対者同士を日常へつなぐ媒介 |
| 簡素なシート | 三人 | 廊下の床 | 無地か地味な工業布 | 自室へ招かない中間距離 |
| 三人分の靴 | ボルド、ナギ、レイカ | シート外の端 | 揃えすぎず、誰の物か区別可能 | 床座の整合性 |
| 食料 | 三人 | シート中央 | 干し肉、缶詰、パン | 豪華ではない職員生活 |
| 水のポット | 三人 | シート中央 | 実用品 | 昼食の成立 |
16. 小物配置の注意
- ロックグラスはナギの右手から消さない。
- ロックグラスの中身を琥珀色の酒にしない。
- ボルドの指先をパンや工具と融合させない。
- 床の靴下は、セナが現在履いている靴下ではなく、洗濯籠から落ちた洗濯物。
- 靴下は一枚だけ。複数を散乱させない。
- 洗濯籠から衣類を溢れさせすぎない。
- 三人分の靴を、シートの外へ置く。
- セナの内履きは脱がせない。
- 食料を豪華な料理、弁当、現代的ファストフードへ変更しない。
- 工具は主役小物にしない。画面へ出す場合も空室入口の端へごく小さく留める。
17. 背景設計
17-1. 建設時の骨格
- 元は規格化された職員宿舎
- 細長い直線的な廊下
- 同程度の寸法で並ぶ居室
- 金属製の扉
- 共同設備へつながる配管と配線
- 実務用の人工照明
17-2. 現在の変化
- 長年の補修と増改築
- 露出配管
- 後付け配線
- 交換時期の違う不揃いな金属扉
- 塗り直された壁
- 塗装の剥がれ
- 小さな錆
- 擦り傷
- 補修板
- 住人の収納箱、工具箱、乾燥中の衣類
17-3. 稼働と管理の痕跡
- 照明は点灯している
- 配管は現在も使われている
- 廊下は通行可能
- 生活用品はあるが、ゴミではない
- 補修跡は放置ではなく、使い続けるための修理
- 人員不足でも、最低限の管理は維持されている
17-4. 極端化防止
- 明るく清潔な未来ホテルではない
- 研究所や病院の無菌廊下ではない
- 崩壊した廃墟ではない
- 治安崩壊したスラムではない
- 刑務所ではない
- 軍用兵舎のように完全統一された空間ではない
18. 扉・表札・文字
18-1. 必須表示
表札は二つだけ。
- 画面左側の閉じた扉:「城崎ナギ」
- 画面右側の扉:「空室」
18-2. 表示禁止
画面内に以下の文字を出さない。
- 「立花」
- 「橘」
- 「セナ」
- その他の居住者名
- 居住者一覧
- 名簿掲示板
- 人物名を並べた案内板
18-3. 媒体
表札は、それぞれの扉横または扉面に設置された小型の居室表示プレート。
大型掲示板、名簿、案内モニターへ変更しない。
18-4. 後工程
画像生成AIは日本語文字を誤記しやすい。
初回生成では、表札の位置、大きさ、媒体、二枚だけという構造を優先する。
「城崎ナギ」「空室」の文字が不正確な場合は、構図を再生成せず、後工程で文字のみ修正する。
表札の正確さが、人物配置や演技より優先されることはない。
19. 光・色
19-1. 時刻
昼前後。
窓の少ない職員宿舎で、主光源は天井の人工照明。
19-2. 主光源
やや鈍い白色から黄白色の天井灯。
顔と手元が確認できる均一な実務照明。
19-3. 補助光
廊下の奥または曲がり角から、弱い自然光か別区画の明かりが入ってもよい。
過剰な逆光にしない。
19-4. 色設計
- 背景:灰色、鈍い金属色、薄い錆色
- ボルド:暗色、褐色
- ナギ:白と黒
- レイカ:整った制服の暗色
- セナ:赤とグレー
セナの赤いパーカーが画面の入口となる。
赤を警報色や戦闘色として過剰に発光させない。
19-5. 避ける光
- ロマンティックな夕景
- 妖艶な間接照明
- 強いネオン
- 戦闘場面の赤色警告灯
- 極端な明暗差
- ナギの脚や身体線だけを照らすスポット光
20. 感情設計
画面全体
不格好で、少し可笑しい。
しかし、歓迎会でも家族団らんでもない。
昨日の事件の重さは消えていない。
それでも、同じ廊下で食事をし、洗濯物の落とし物を知らせられる程度の生活が始まっている。
ボルド
静か。攻撃性なし。生活上の事実を知らせるだけ。
ナギ
疲労。平静。責任者として観察。口元だけ少し緩む。
レイカ
好奇心。年相応の軽さ。状況を少し面白がる。
セナ
寝起きの気怠さが一瞬で消え、困惑と警戒へ変わる。
21. 避ける画面上の誤解
- 四人が昔からの仲良しに見える
- ボルドの歓迎会に見える
- 家族の団らんに見える
- 屋外ピクニックに見える
- ボルドがセナを糾弾している
- ボルドがセナを脅している
- セナがボルドへ攻撃しようとしている
- ナギが酔っている
- ナギが妖艶にくつろいでいる
- レイカが成人女性に見える
- レイカとセナが姉妹のように同一化する
- ナギとセナが同一人物に見える
- 職員宿舎が刑務所に見える
- 職員宿舎が清潔な未来ホテルに見える
- 職員宿舎が崩壊したスラムに見える
22. 生成用統合プロンプト
以下を画像生成AIへ渡す本文とする。
高品質・高精細・シネマティックなセミリアル寄りのアニメ一枚絵。横長16:9。『バベル:リビルド』第4話04-D『仮住まい』の象徴ビジュアル。
この画像の本質は、昨日まで巨大機械を介して対峙していたボルドとセナが、今日は同じ職員宿舎の廊下で生活者として出会い直すこと。全面的な和解や歓迎会ではない。身元不明の妨害者だったボルドへ与えられた条件付きの信頼が、同じ廊下で昼食を取れる生活上の距離へ変わった瞬間を描く。
舞台は、猛毒の黒海からそそり立つ巨大縦構造都市バベル内部の昇降局職員居住区。元は規格化された職員宿舎だが、長年の補修と増改築により統一感が崩れている。細長い廊下には、露出配管、後付け配線、不揃いな金属扉、塗り直された壁、塗装の剥がれ、小さな錆、擦り傷、補修板がある。収納箱、工具箱、乾燥中の衣類などの生活用品が廊下の端へ少しだけ張り出している。完全なスラムや廃墟ではなく、旧規格の骨格の上へ補修と生活が堆積し、現在も人が暮らし、設備が稼働し、最低限の管理が続いている空間。
カメラは廊下の曲がり角付近。床から約100~120cmの高さ。28~35mm相当の自然な広角。魚眼歪曲なし。極端なローアングルではない。床座の三人と、立っているセナの高低差が自然に分かる。四人全員の顔、座り方、両手、ボルドの指先、床の靴下、ナギのロックグラスが同時に見える。人物は4人のみ。
画面中央から左中景では、ボルド、ナギ、レイカが、廊下の床へ敷いた地味で簡素なシート上で昼食を取っている。三人は靴を脱いでいる。三人分の靴はシート外の端へまとめて置く。三人は同じ食事を囲むが、肩や身体は触れず、家族のように密着しない。キャンプ椅子、通常の椅子は使わない。
画面中央にボルド。50代の巨躯の男性。四人の中で最も大柄。スキンヘッド、短い灰色の髭、日焼けした褐色肌、太い腕、大きな手。暗色の使い込まれた作業着。靴を脱ぎ、靴下姿でシート上にあぐらをかいている。上半身は自然に起こし、セナへ身を乗り出さない。右手には固いパン。左腕は腰より低く下げ、人差し指を、セナ本人ではなくセナの足元の床へ落ちた靴下へ斜め下向きに向ける。指先はセナの脚、胴体、顔と一直線にならない。顔と目も床の靴下へ向ける。表情は無表情に近く、口元だけわずかに緩んでもよい。威嚇、冷笑、糾弾、命令ではなく、落とし物の存在を静かに知らせているだけ。工具や武器は持たない。
画面左中景、ボルドの左側に城崎ナギ。29歳の成人女性で、昇降局の現場管理官。肩にかかる程度の黒髪。徹夜明けで髪と制服の襟が少し乱れ、目の下に疲労がある。白い昇降局制服、黒い制服スカート、黒い不透明ストッキング。靴を脱いでいる。壁に背を預け、片膝を立て、もう片脚を横へ自然に流して座る。あぐらは禁止。脚をカメラへ突き出さない。スカートの裾は自然に保ち、肌を見せない。右手には水の入った、古びた分厚い透明ロックグラス。グラスは床へ置かず、形が見える角度で持つ。金属マグ、普通のコップ、紙コップへ変更しない。左手にはパン。ボルドとセナの間の出来事を見ている。管理者らしい落ち着いた無表情で、疲労した目、閉じた口、口元だけわずかに緩む。色気、媚び、恍惚、酔いはない。胸、腰、臀部、脚線を性的に強調しない。
画面中央右中景、ボルドの右側に篠宮レイカ。14歳、中学生相当の小柄な少女。成人女性の体格ではない。四人の中で最も小柄。丸みのある幼い輪郭、柔らかい頬。暗い茶色の顎までの整ったショートボブ。顔に対して少し大きい、細い金属フレーム眼鏡。昇降局制服をきちんと着て、黒い制服スカート。靴を脱ぎ、制服用の靴下。シート上で正座し、正座を片側へ崩した横座り。あぐらは禁止。右手には小さなスプーン、左手には開いた肉の缶詰。顔だけセナへ向け、ボルドとセナの反応を見ている。状況を少し面白がっている程度の小さな笑みと、年相応の好奇心。大笑い、はしゃいだ表情、大人びた冷笑、成人女性の色気はない。
画面右前景に立花セナ。19歳の若い成人女性で、昇降局保安群のアンカーパイロットだが、今は非番。ナギより明確に若い。暗い茶色の顎までのショートボブで、寝起きのため少し乱れている。丸みのある柔らかな顔。もこもこの赤いパーカー、柔らかいグレーのスウェットパンツ、宿舎内用の内履き。制服、戦闘装備、武器はない。立ったまま、洗濯物の入った籠を両手で胸の前へ盾のように抱える。右手は籠の右側、左手は籠の左側。片足を半歩だけ後ろへ引く。戦闘姿勢ではない。眠たげだった目が少し開き、困惑と警戒が混ざっている。恐怖で取り乱さず、泣かず、怒鳴らない。セナの足元の床には、洗濯籠からすでに完全に落ちた靴下が一枚だけある。これはセナが現在履いている靴下ではなく、洗濯物である。
シート上には、干し肉、開いた肉の缶詰、固いパン、水のポット、最低限の食器。豪華な料理、現代的なファストフード、宴会料理にはしない。ナギ、レイカ、ボルドの三人分の靴はシート外へ置く。セナは内履きを履いたまま。
背景の左側の閉じた金属扉には、小型表札「城崎ナギ」。右側の金属扉には、小型表札「空室」。表札はこの二つだけ。画面内に「立花」「橘」「セナ」や、その他の居住者名を表示しない。居住者一覧、名簿掲示板、大型案内板を置かない。ナギの部屋の扉は閉じ、室内を見せない。日本語文字が不正確な場合は後工程で修正するため、人物の演技と構図を文字より優先する。
照明は昼前後の職員宿舎の実務照明。鈍い白色から黄白色の天井灯。顔と手元が確認できる。背景は灰色、鈍い金属色、薄い錆色。ボルドは暗色と褐色、ナギは白と黒、レイカは整った暗色の制服、セナの赤いパーカーを画面の色の入口にする。強いネオン、妖艶な間接照明、夕景、戦闘用の赤色警告灯、極端な逆光は使わない。
画面全体は、不格好で少し可笑しい昼食風景。しかし歓迎会、家族団らん、仲良しグループではない。昨日の事件の重さと警戒は残っている。それでも、同じ廊下で食事をし、落ちた靴下を知らせられる程度の生活が始まった瞬間を描く。
23. 禁止事項
以下は統合プロンプト末尾へ必要に応じて付加する。
禁止事項:
人物の追加、人物の欠落、人物の入れ替わり、人物同士の融合、ナギとセナの混同、レイカの成人女性化、レイカの男性化、ボルドの若返り、女性のあぐら、キャンプ椅子、通常の椅子、ナギの長髪化、ナギの妖艶な表情、ナギの酔った表情、ナギの脚線や身体曲線の性的強調、ナギのロックグラスの消失または別容器への変更、レイカの色気、セナの制服化、セナの戦闘装備、セナの長髪化、ボルドがセナ本人を指差す構図、ボルドの腕を高く上げた指差し、威圧、糾弾、脅迫、武器、工具の武器化、セナの攻撃姿勢、歓迎会、家族団らん、仲良しグループ、屋外ピクニック、明るく清潔な未来ホテル、崩壊した廃墟、極端なスラム、刑務所、ナギの部屋の内部、余分な表札、居住者一覧、名簿掲示板、「立花」「橘」「セナ」の表札、豪華な料理、酒、強いネオン、赤色警告灯、魚眼歪曲、極端なローアングル。
24. 生成前チェック
物語
- [ ] 「敵対者が近所の生活者として出会い直す」が一枚の核心になっている
- [ ] 全面的和解ではなく、条件付きの信頼として設計されている
- [ ] 昼食ではなく、ボルドとセナの再遭遇が第一優先になっている
構図
- [ ] 人物は4人のみ
- [ ] ボルド中央、ナギ左、レイカ中央右、セナ右前景
- [ ] 三人は床座、セナだけ立位
- [ ] ボルドの指先と床の靴下が明確に見える
- [ ] 指差しの延長線上にセナの身体がない
- [ ] 三人の座り方が別々に固定されている
- [ ] セナが三人の輪へ入っていない
人物
- [ ] ナギとセナの年齢、髪、服装、姿勢が明確に違う
- [ ] レイカは14歳、中学生相当、小柄と最初に定義されている
- [ ] ボルドは巨体だが威圧的な敵ボス構図ではない
- [ ] 各人物の両手が割り当てられている
- [ ] 各人物の視線が決まっている
小物
- [ ] ナギの右手に水入りロックグラス
- [ ] ナギの左手にパン
- [ ] ボルドの右手にパン
- [ ] ボルドの左手は床の靴下を低く指す
- [ ] レイカの右手にスプーン、左手に缶詰
- [ ] セナの両手は洗濯籠
- [ ] 靴下はすでに床へ落ちている
- [ ] 三人分の靴はシート外
背景
- [ ] 元規格宿舎と現在の補修堆積が両方ある
- [ ] 現在も稼働・管理されている
- [ ] 未来ホテル、廃墟、スラム、刑務所ではない
- [ ] 表札は二つだけ
25. 生成後チェック
最優先判定
| 判定項目 | 合格条件 | 不合格時の対応 |
|---|---|---|
| 画像の本質 | ボルドとセナが生活者として出会い直したと読める | 再生成または構図から修正 |
| 人物数 | 4人のみ | 再生成 |
| 人物配置 | 中央ボルド、左ナギ、中央右レイカ、右前景セナ | 大幅修正 |
| 動作 | ボルドが床の靴下を低く指す | 対象範囲を限定して修正 |
| 関係性 | 馴れ合いでも敵対でもない | 表情、距離、姿勢を修正 |
人物判定
| 人物 | 合格条件 |
|---|---|
| ボルド | 50代、巨躯、スキンヘッド、落ち着いている、あぐら、パン、低い指差し |
| ナギ | 成人管理者、肩までの黒髪、白制服、疲労、片膝立ち、不透明ストッキング、ロックグラス |
| レイカ | 14歳、小柄、眼鏡、成人女性ではない、横座り、缶詰 |
| セナ | 19歳、乱れた短い暗茶髪、赤パーカー、グレースウェット、洗濯籠、立位 |
破綻判定
- [ ] 手指の本数と向きが自然
- [ ] パン、ロックグラス、缶詰、洗濯籠の所有者が正しい
- [ ] ボルドの指と靴下の間に視覚的な関係がある
- [ ] 靴下がセナの脚や靴へ融合していない
- [ ] 洗濯籠がセナの身体を貫通していない
- [ ] レイカの眼鏡が目と一致している
- [ ] 床座三人の脚が互いに融合していない
- [ ] スカートやストッキングに不自然な破綻がない
- [ ] ボルドの大きさが遠近法ではなく体格差に見える
- [ ] 扉、表札、配管が人物の身体から生えていない
文字判定
- [ ] 表札は二枚だけ
- [ ] 左側は「城崎ナギ」
- [ ] 右側は「空室」
- [ ] 「立花」「橘」「セナ」が表示されていない
文字だけが誤っている場合、画像全体を再生成しない。
後工程で表札のみ修正する。
26. 修正判断
再生成する問題
- 人物が不足、重複、入れ替わっている
- レイカが成人女性に見える
- ボルドがセナ本人を威圧的に指している
- 三人が椅子へ座っている
- セナが昼食の輪へ座っている
- 家族団らんや歓迎会に見える
- 背景が別の場所に見える
部分修正する問題
- ナギの表情だけが妖艶
- ナギのストッキングだけが透けている
- ロックグラスが別の容器になっている
- セナの髪だけが長い
- 靴下の位置だけが不明瞭
- 小物一つが不足
後工程で直す問題
- 「城崎ナギ」の漢字
- 「空室」の文字
- 小さな表札の位置ずれ
- 軽微な色調
27. 部分修正用共通指示
前画像を参照。
前画像の構図、カメラ位置、画角、人物数、人物配置、人物の大きさ、背景、廊下、扉、表札の位置、食事、シート、全人物の服装、全人物の座り方、全人物の手持ち小物、光と色を維持する。
変更対象は[人物名または物体名]のみ。
変更箇所は以下の[項目数]点だけ。
1. [変更内容]
2. [変更内容]
3. [変更内容]
上記以外の人物、構図、カメラ、背景、衣装、姿勢、小物、表札、食事を変更しない。
ただし、「維持」と指示しても画像全体が再解釈される可能性がある。
修正により別の絶対条件が壊れた場合は、追加修正を重ねず、良い基礎画像へ戻るか初回プロンプトから再生成する。
28. AI再読込用要約
04-D『仮住まい』の象徴ビジュアルは、昨日まで巨大機械を介して対峙していたボルドとセナが、同じ職員宿舎の廊下で生活者として出会い直す瞬間を描く。
人物は4人のみ。横長16:9。職員宿舎の細長い廊下。カメラは床から100~120cm、自然な広角。
中央中景にボルド。50代の巨躯、スキンヘッド、暗色作業着。靴を脱ぎ、あぐら。右手にパン。左腕を低く下げ、セナ本人ではなく床へ落ちた靴下を斜め下向きに指す。威嚇しない。
画面左中景にナギ。29歳、肩までの黒髪、白制服、黒スカート、黒い不透明ストッキング。壁へ背を預け、片膝を立て、もう片脚を横へ流す。右手に水入りの古い透明ロックグラス、左手にパン。疲労しているが管理者として平静。色気は出さない。
画面中央右中景にレイカ。14歳、中学生相当、小柄、幼い輪郭、大きめの金属フレーム眼鏡、整ったショートボブ、制服。正座を片側へ崩した横座り。右手にスプーン、左手に缶詰。状況を少し面白がるが、成人女性化や色気は禁止。
画面右前景にセナ。19歳、寝起きで乱れた暗茶ショートボブ、赤いもこもこパーカー、グレーのスウェットパンツ。立ったまま、両手で洗濯籠を胸へ抱え、一歩だけ引く。困惑と警戒。足元に洗濯籠から落ちた靴下が一枚ある。
三人は廊下のシート上で昼食。三人とも靴を脱ぎ、靴はシート外。食事は干し肉、肉の缶詰、固いパン、水。歓迎会や家族団らんにはしない。
背景は元規格宿舎へ補修と生活が堆積した空間。露出配管、後付け配線、不揃いな扉、補修跡。未来ホテル、廃墟、スラム、刑務所ではない。
表札は二つだけ。左側の閉じた扉に「城崎ナギ」、右側の扉に「空室」。「立花」「橘」「セナ」は表示しない。文字は必要なら後工程で修正する。
画像の最終目的は、条件付きの信頼が「同じ廊下で食事し、靴下の落とし物を知らせる距離」へ変わったことを示すことである。
29. 最終判定文
次の一文が、説明なしで画像から読み取れれば成功。
昨日まで巨大機械越しに敵対していた者たちが、今日は同じ宿舎の廊下で、互いを生活者として初めて見ている。