それ、かなりこの作品の核だと思う。
そして実は、
👉 「悪人がいない」
って、めちゃくちゃ怖い世界なんだよね。
■なぜ怖いか
普通の物語って:
- 悪いやつ倒す
- 問題解決
できる。
でもバベルでは👇
「全員に理屈がある」
しかも:
「その理屈が正しい」
■外壁民
違法接続。
でも:
「水がないと死ぬ」
■昇降局
封鎖。
でも:
「循環止まると数万人死ぬ」
■選別局
切り捨て。
でも:
「都市維持に必要」
👉 全員、 人を生かそうとしてる。
■だから対立が
“思想戦”
になる。
しかも厄介なのが:
相手の正しさも理解できる。
これ、 かなり大人向けのテーマ。
■例えば澪
外壁民を見て:
「間違ってる」
とは思ってない。
むしろ:
「理解できる」
でも:
「それでも切らなきゃ全体が死ぬ」
だから苦しい。
■悠人は逆
全員救いたい。
でも実際には:
- 判断遅れる
- 被害増える
- 崩壊広がる
つまり:
“優しさが人を殺す”
こともある。
■真琴はさらに怖い
彼って:
「感情を切り離した先に、 人類生存がある」
と思ってる。
でも目的自体は:
「人間らしく死ねる世界」
👉 ヒューマニズムがある。
■だからバベルって
「正義 vs 悪」
じゃなく👇
「必要 vs 必要」
なんだ。
■これを子エピソードで描くの、
めちゃくちゃ良い
むしろ本筋だけだと:
- 設定
- 世界観
- 選別
が重くなりすぎる。
でも子エピソードがあると:
👉 “生活”が見える。
■例えば超短編でも成立する
「水売りの少年」
違法水を運ぶ。
昇降局来る。
逃げる。
でも最後:
実は昇降局隊員も、 その水買ってる。
とか。
■あるいは
「ボルドの修理屋」
保安群の壊れた部品、 こっそり直してる。
文句言いながら。
「また壊しやがって」
でも現場来ないと、 もっと死人出る。
👉 敵なのに依存関係。
■こういう話積むと
世界が“本物”になる。
なぜなら:
世界って、 主人公だけで回ってない
から。
■あと重要なのが
“悪人がいない”けど、
👉 「壊れてる人」はいる。
ここ大事。
例えば:
- 死に慣れた隊員
- 感情を切った研究者
- 水を独占する外壁商人
- 選別を快楽化した官僚
環境が、 人を歪ませる。
つまりバベルの敵って:
「都市構造そのもの」
なんだよね。
これ、 かなり強いテーマ。