
わかる。
しかも今の2人って、露骨な恋愛じゃなくて、 災害現場でしか成立しない親密さ が出てるのがいい。
「好きだから支える」じゃない。
「隣にいると回る」
って関係。
だから余韻が出る。
例えばその徹夜明け案、こんな温度感。
時間軸:数日後
非常運営区画。
明かり少ない。
仮設避難所。
静か。
空調の音。
遠くで寝息。
悠人、戻る。
作業着。
汚れてる。
眠そう。
配給机。
紙束。
記録。
空コップ。
途中のメモ。
委員長。
座ってる。
寝てる。
眼鏡ずれてる。
長い髪くくったまま。
腕組んだまま。
完全に電池切れ。
悠人。
少し見る。
机の記録見る。
綺麗。
最後まで処理されてる。
メモ。
「次配給 06:30」
「湿度確認」
「空調修理再確認」
最後。
小さい字。
「悠人→休ませる」
悠人。
笑う。
自分の毛布置く。
かける。
委員長。
起きない。
少し動く。
毛布掴む。
寝言。
「……人数」
悠人。
少し笑う。
座る。
コーヒー飲む。
冷たい。
避難所。
寝てる。
泣いてない。
静か。
悠人。
小さく。
「……回ったか」
これ、恋愛じゃない。
でも、 一緒に仕事した時間がちゃんと積もってる感じ がある。
むしろこの距離感の方がバベルっぽい。
あと委員長がここで急に女になると弱い。
最後まで、 「同僚」 「戦友」 「仕事終わったら少し気になる」 くらいが綺麗。
その方が、もし後で恋愛になるとしても説得力出る。