バベル:リビルド 設定資料
選別局 組織構成・キャラクター設計方針 v1.0
概要
選別局は、『バベル:リビルド』世界における:
「都市を壊して守る組織」
である。
昇降局が:
- 流通
- 維持
- 修復
- 循環維持
を担当するのに対し、
選別局は:
- 切離し
- 崩落誘導
- 荷重制御
- 人口移送
- 区画封鎖
を担当する。
選別局の本質
選別局の目的は:
「破壊」
ではない。
目的は:
「幹を守る」
ことである。
都市全体を救おうとして全体崩壊することを防ぐため、
- 一部区画切離し
- 構造犠牲
- 人口移送
- 流量制御
を行う。
組織性質
選別局は:
「常設官僚組織」
ではなく、
「非常招集型組織」
として設計されている。
平時と有事
平時
各局員は:
- 現場労働
- 構造観測
- 外壁工事
- 流量調査
- 避難誘導
- 測量
- 監視
など、各現場へ分散配置されている。
有事
危険指数上昇時、
「選別局権限」
が発動。
各局員が非常招集される。
世界観的意味
『バベル』世界では:
「都市全体が常時災害状態」
である。
そのため:
- 民間
- 工事員
- 技術者
- 行政
の境界が曖昧。
全員が都市維持システムの一部として機能する。
選別局 主部署
1. 構造解析班
概要
都市骨格を解析する班。
主業務
- 荷重解析
- 応力計算
- 崩落予測
- 支柱寿命解析
- 崩壊シミュレーション
特徴
都市を:
「巨大構造物」
として見る。
人間単位ではなく、
- 層
- 支柱
- 幹構造
- 流量
を重視する。
主担当キャラクター
真琴
常設所属。
都市の「骨」を見る人物。
2. 荷重制御班
概要
区画切離し時の重量制御を担当。
主業務
- 荷重分散
- 崩壊連鎖防止
- 支柱補強
- 重量逃し
特徴
最も事故責任が重い部署の一つ。
判断ミスで都市連鎖崩壊が発生する。
3. 現地観測班
概要
現地状況を観測する班。
主業務
- 避難状況確認
- 違法居住確認
- 生活実態調査
- 人口密度確認
- 崩壊危険区域確認
特徴
数字ではなく:
- 空気
- 匂い
- 恐怖
- 生活感
を見る。
主担当キャラクター
澪
準所属。
平時は都市現場側で活動。
有事に選別局へ招集される。
都市の「人間」を見る人物。
4. 外壁工作班
概要
実際に都市構造を切断する班。
主業務
- 支柱切断
- 爆薬設置
- ワイヤー作業
- 崩落誘導
特徴
都市を:
「身体で登り、切る」
部署。
外壁民出身者が多い。
5. 避難誘導班
概要
住民流動管理を担当。
主業務
- 区画封鎖
- 人口移送
- 暴動抑制
- 配給整理
特徴
水ではなく:
「人間の流れ」
を管理する。
6. 毒素封鎖班
概要
崩落後汚染制御を担当。
主業務
- 毒素封鎖
- 有毒蒸気隔離
- 排気誘導
- 腐食粉塵対策
特徴
防護服を常用。
最も死亡率が高い部署の一つ。
7. 記録監査班
概要
選別行為そのものを記録する班。
主業務
- 死亡者記録
- 崩落記録
- 選別理由記録
- 責任追跡
特徴
「誰を切ったか」を記録する。
選別局の倫理的重圧を担う。
8. 選別執行会議
概要
最終決定機関。
主業務
- 区画切離し判断
- 優先順位決定
- 生存率比較
- 都市維持判断
特徴
『バベル』世界最大級の倫理的重圧を持つ。
キャラクター設計方針
基本原則
『バベル』では:
「キャラクター」より
「都市」が先に存在する。
人物は:
「都市の中で働いていた結果」
自然に立ち上がる。
名前付きキャラクター方針
原則
名前付きキャラクターは最小限。
理由
大量追加すると:
- 組織ドラマ化
- 世界説明過多
- 認知負荷増加
が発生する。
『バベル』では:
「都市全体が動いている感覚」
を優先する。
無名集団描写
大量の:
- 作業員
- 工作員
- 解析員
- 誘導員
- 工員
を描写する。
重要点
個人名が無くても:
- 疲労
- 空気
- 会話
- 作業描写
で存在感を出す。
名前が付く瞬間
以下が必要になった時のみ命名する:
- 主人公との関係性
- 感情導線
- 世界観説明役
- 特定機能
例
ミネ
元は:
「外壁民の一人」
だった。
しかし:
- 外壁生活描写
- 日常感
- 支える大人
として重要性が増したため、 名前付きキャラクター化。
『バベル』らしい人物設計
人物は:
「設定で立たせる」
のではなく、
「現場で働かせて立たせる」
方針。
重要テーマ
『バベル』の人物は:
「選別したいから選別している」
のではない。
全員:
「やらなければ都市全体が死ぬ」
という状況で動いている。
そのため:
- 苦悩
- 疲労
- 割り切れなさ
- 責任感
が重要描写となる。
作品テーマとの関係
選別局は:
「全部救おうとすると全部死ぬ」
という思想を象徴する組織である。
昇降局の:
「流れを止めてはいけない」
と並ぶ、 『バベル』の中核思想の一つ。