性的表現ガイドライン v1.0
バベル:リビルド
概要
『バベル:リビルド』は、
生命維持、 都市循環、 選別、 責任、 生存、
を描く作品である。
そのため性的表現もまた、
人間が生きていること
の延長線上として扱う。
基本思想
性的表現は禁止しない
人間は
- 食べる
- 眠る
- 汗をかく
- 身体を洗う
- 恋をする
- 異性を見る
生き物である。
これらを不自然に排除する必要はない。
しかし性的消費は行わない
『バベル』において人物は
鑑賞物
ではなく
生きている人間
である。
そのため、
性的魅力のみを目的とした描写は避ける。
禁止方向
お色気イベント化
例
- ラッキースケベ
- 転倒して胸を触る
- 不自然な覗き
- サービスシーンのためだけの入浴
身体の消費
カメラが
- 胸
- 尻
- 股間
だけを目的に追う演出
物語と無関係な露出
露出そのものが目的になっている描写
推奨方向
身体性の描写
人間は汚れる
例
- 汗
- 油汚れ
- 埃
- 傷
- 疲労
人間は身体を持つ
例
- 着替え
- 入浴
- 治療
- 手当
- 睡眠
身体は生活の一部
身体描写は
生存描写
として扱う。
ヒナセ型の色気
生きる力の色気
ヒナセの魅力は
- 泥だらけ
- 汗だらけ
- 全力で働く
- 生き残ろうとする
部分から生じる。
例
03-H
シャワーを浴びようとする
↓
断水
↓
水を失う
この場面の主題は
ヒナセの裸体
ではなく
水の喪失
である。
澪型の色気
弱さの色気
澪の魅力は
身体露出ではなく
内面の揺らぎから生じる。
例
- クマのある目元
- 震える手
- 唇を噛む
- 判断をためらう
重要
澪は
強い人間が見せる弱さ
によって魅力が生まれる。
真琴型の色気
覚悟の色気
真琴の魅力は
選別を背負う覚悟にある。
例
- 感情を殺す
- 苦渋の決断
- 責任を引き受ける
色気の定義
『バベル』における色気とは
身体の露出量ではない。
色気とは
その人物が隠しているものが見えた瞬間
である。
例
ヒナセ
→ 生きようとする執念
澪
→ 隠していた弱さ
真琴
→ 背負っている責任
演出指針
人物の身体を描くとき、
カメラは身体そのものではなく
その人物の生き方を見る。
良い例
- 汗を流す
- 作業後の着替え
- 傷の手当
- 疲労した顔
- 汚れた手
- クマのある目
避ける例
- 胸を見せるための構図
- 尻を見せるための構図
- 性的反応を目的とした演出
最終原則
『バベル:リビルド』において、
性的表現は
人間を魅力的に見せるため
ではなく、
人間が生きていることを描くため
に存在する。
色気とは露出ではない。
生き方が見えた瞬間に生まれるものである。
これ、今の作品の方向性だとかなり核心を突いていると思う。
特に
色気とは、その人物が隠しているものが見えた瞬間である