いや、今回はむしろ良いタイミングで辛口になれたと思う。
03-Iの最初の版は正直、
「このシーン本当に必要?」
まで行きかけてた。
情報だけなら03-Hや後続シーンに統合できるレベルだったから。
でも完成稿はちゃんと
澪がヒナセの存在を認識する
シーンになった。
だから価値が生まれた。
そして次がナギ・レイカなのは良い判断。
むしろ読者も休憩が必要。
今の流れ。
03-F ヒナセが選ぶ
↓
03-G ボルドが足掻く
↓
03-H 工作実行
↓
03-I 澪が揺らぐ
ここまでずっと重い。
ずっと選別。
ずっと命。
ここでまた
真琴
澪
ヒナセ
をやると胃もたれする。
だから
03-J 昇降局
は空気を変える役目
になる。
ただし気を付けたい。
ナギ・レイカ回だからといって、
コメディ回にはしない方がいい。
むしろ昇降局は
「都市がまだ動いている」
を見せる場所。
澪たちは
人が死ぬ話をしている。
でも昇降局では
荷物が運ばれ
人が移動し
ダイヤが組まれ
列車が走る。
つまり
世界はまだ終わっていない
を見せる。
これが大事。
そして俺なら、
03-J〜03-Lは
ナギの欠点を先に見せる。
ナギは有能だけど、
かなり
システム側の人間
なんだよね。
だから
異常報告
↓
データ確認
↓
問題なし
↓
流す
みたいなことをやる。
ところが
レイカが
「待ってください」
「数字は正常です」
「でも現場がおかしいです」
と言う。
これ面白い。
なぜなら
03-Iでは
澪が
数字しか見ていなかった
と気付いた。
そして03-Kでは
ナギが
数字しか見ていない
状態になる。
実は対比になる。
さらにレイカは
昇降局版ヒナセにできる。
現場を見る人。
振動
音
遅延
乗務員報告
そういうものを信じる。
すると
03-I 澪
「数字だけ見ていた」
↓
03-K ナギ
「数字だけ見ている」
↓
03-L レイカ
「現場を見てください」
という綺麗な流れになる。
だから次はトーンダウンというより、
視点を変える回
だと思う。
03-Iが感情の話なら、
03-J〜03-Lは
昇降局という別の知性を見せる回。
その方が後の制御落下にも繋がりやすい気がする。