
『バベル:リビルド』
05-AA『排水』象徴ビジュアル 画像生成向け構図指示 完全版 v1.1
作成日:2026-10-10
改訂日:2026-10-10/v1.1。Q-01〜07・M-01の採択を統合シートv1.1と同期。原画像は保持し、今回の編集はヒナセの絆創膏のみ。
適用範囲:05-AA『排水』の象徴ビジュアル、キービジュアル、シーン扉、再生成の基礎指示と今回の局所修正
0. 文書目的
本資料は、05-AA『排水』決定稿の内容を、情報源『象徴ビジュアル 画像生成向け構図指示の設計ガイドライン Version 1.0』に沿って、再現可能な画像生成向け構図指示へ変換するための正本である。
参照上の人物・設備状態は、05-W『束の間』決定稿および第5話後半統合管理資料で確定済みの人物正本・作業着差分・旧保安/保守倉庫の生活再建状態を優先する。
現行参照は独立『統合管理シート_第5話_05-Z『下見』_決定稿_v1.1.md』、本編『統合管理シート_第5話_05-AA『排水』_決定稿_v1.1.md』。05-W v1.1・生活再建v1.2の基礎状態・作者用対応知識管理v1.1を保持し、生活再建の終了後同期はv1.3「05-AA終了後の更新」。13:21は05-Z補助機械室時計のみでM17現認・終幕時刻ではない。
人物参照の正本IDはAMAMIYA_HINASE_V1、KAGARI_V1、SHOU_V1。カガリはKAGARI_V1_正本.png、ショウはSHOU_V1_正本.pngを画像生成時の直接参照として指定する。ID・ファイル名を記すことと、実際に画像を入力することは別であり、原画像生成時に参照画像が入力されたと後付け記録しない。監査ではカガリ・ショウ正本画像の直接照合が行われたという指示書の記録を引き継ぐ。今回の局所編集は原画像を起点とし、原画像・そこから作成した編集候補・位置確認用の顔の拡大表示を入力する。人物正本画像を今回追加入力したとは記録しない。ヒナセの独立定義が参照する旧正本画像は未特定で、細かな顔の完全一致を確認済みとはしない。
本画の主題は、単なる排水桝の清掃完了でも、便器修理の成功でもない。
水を「得る」だけだった旧保安・保守倉庫が、水を使い、流し、処理しながら暮らせる場所へ一段進み、ヒナセたちが初めてそこを「家」に近いものとして感じる。だが、その生活の痕跡は閉じた鉄蓋の下で都市のどこかへ流れ続けている。
象徴ビジュアルでは、朝の飲水、ポリタンクの更新、点検桝開放、ガス確認、油泥・切粉清掃、四系統の排水疎通、便器分解、旧給水幹への新規接続、洗面フラッシング、トイレ作動確認を一枚へ詰め込まない。
シーン終幕。ショウが点検桝の鉄蓋を閉めて立ち上がり、ヒナセが「やっと、倉庫っていうより家って感じがしてきた」と言い、カガリが「言えてる」と返した直後を採用する。
画面上では三人の作業後の疲労と安堵、閉じた鉄蓋、油泥・切粉清掃の痕跡、黒く汚れた吸着材、旧保安・保守倉庫の入口を同時に見せる。
「家」を家具・温かい団らん・装飾で表現しない。排水を通し、トイレと洗面を使えるようにした作業の積み重ねそのものが、生活の成立を示す。
1. 画像用途
- 象徴ビジュアル
- キービジュアル
- シーン扉
- 初回画像生成の基礎指示
2. 一枚で伝える意味
05-Wで旧保安・保守倉庫へ届いた水は、05-AAでさらに生活設備へ接続される。
飲用蛇口だけでなく、洗面、トイレ、排水まで使えるようになることで、倉庫は「水を確保した避難場所」から「生活を循環させられる場所」へ変わる。
しかし、その完成感は恒久復旧でも安全保証でもない。
三人が立つ足元では鉄蓋が閉じられ、その下では排水が流れ続けている。古い図面では旧汚水幹線へつながるが、その先の現在状態と最終合流先はまだ分からない。
関係変化
- 以前:ヒナセ・カガリ・ショウは、まず水を届かせ、仮設シャワーや飲用枝を成立させる施工側の仲間だった。
- 現在:三人は「水を入れる」だけでは生活にならないことを受け、汚れた既設設備を掃除し、排水とトイレを自分たちの手で使える状態へ戻した。
- ヒナセの変化:倉庫をまだ仮の避難場所として見る感覚から、一瞬だけ「家」に近いものとして認識する。
- カガリの変化:ヒナセの言葉を否定せず、ごく自然に「言えてる」と受ける。大げさな感動ではない。
- ショウの位置:会話の中心に割り込まず、最後まで蓋・設備状態を確認する実務者として、生活成立を物理的に支える。
- まだ残るもの:排水先の現在状態、都市側ログとの因果、恒久運用、日常保守、給水の将来、都市側の発見リスクは未解決。
3. 切り取る瞬間
- 05-AA終幕。
- 時間帯は午後。正確な時刻は固定しない。
- 場所は旧保安・保守倉庫の裏手、朝に開けた点検桝の前。
- 点検桝の油泥・金属切粉・異物は除去され、四か所の排水口から桝までの疎通確認と大量放水確認を終えている。
- 既設洗面・トイレ系は、大元タンク下流から新設した枝によって給水され、洗面の濁水フラッシング、二台のトイレの作動確認を終えている。
- 吸着マットは油を吸って黒く重くなり、桝から引き上げられている。
- カガリは作業を終えて軍手を外している。本人左手でまとめて低く保持、右手は空で体側。画面右からヒナセを見る。
- ショウは鉄蓋を元通り閉め、かちりと噛み合ったことを確認して立ち上がった直後。画面左、本人右手で長い鉤を低く保持し先端は足元、左手は空で体側。視線は蓋・鉤の足元付近。
- ヒナセは画面中央、両足で安定して立つ。本人右手を右腰、左手を左腰に置き続け、閉じた蓋へ視線を緩く下げる。疲れた安堵。
- ヒナセが「やっと、倉庫っていうより家って感じがしてきた」と言い、カガリが「言えてる」と返した直後。
- 三人は喜び合って抱き合わない。疲れと汚れが残る中で、ごく短い達成感を共有する。三人は閉じた蓋の周囲に立ち、蓋上に載せない。
- 鉄蓋の下では水が流れ続けているが、画面で直接透視しない。閉じた蓋、湿った作業跡、排水作業の痕跡によって「下で流れている」ことを想像させる。
この瞬間を採用する理由
- 題名『排水』を、単なる設備工程ではなく「生活が循環し始めた証拠」として回収できる。
- 「家になった」というヒナセの感覚を、家具・団らん・暖色演出ではなく、汚れた排水設備を直した結果として示せる。
- 三人の役割が一画面に残る。ヒナセ=意味を言葉にする、カガリ=それを自然に受ける、ショウ=最後の設備確認を終える。
- 閉じた鉄蓋を画面上の象徴物にすることで、上では生活が成立し、下では痕跡が流れ続ける二重性を表現できる。
- 序盤の桝清掃や便器分解より、シーン全体の中心変化を一枚で表現できる。
4. 絶対条件
- 横長16:9の一枚絵、単一時点。05-AA終幕、旧保安・保守倉庫裏手の点検桝前。
- 主な識別人物は雨宮ヒナセ、カガリ、ショウの三人のみ。ミネ、子ども、都市側職員、ボルド等を主役として追加しない。
- 画面前景〜中央に、閉じ終えた鉄製点検桝の蓋を明確に置く。蓋は開いていない。人物が地下を覗き込む途中状態にも戻さない。
- ヒナセは
AMAMIYA_HINASE_V1。19歳・160cm、高い黒髪ポニーテール、マゼンタ系差し色、金属製髪留め、本人右頬の絆創膏、使い込まれた外壁作業着、作業ブーツ。 - カガリは
KAGARI_V1。21歳・165cm、穏やかな垂れ目、黒い根元と不均一な黄味ブリーチ、黒髪を大きく残した長い低い一つ結び、灰緑系作業着、作業ブーツ、現場で働く成人女性の体格。 - ショウは
SHOU_V1。22歳前後・172cm前後、若い普通顔、軽いツーブロック短髪、退色した青灰色の短丈作業ジャケット、作業シャツ、カーゴパンツ、作業ブーツ。 - 三人は作業後の疲労と軽い安堵を持つが、勝利ポーズ、大笑い、抱擁、祝賀会の雰囲気にしない。
- カガリは軍手を外した直後の状態。軍手は切粉で細かな傷がつき、指先が白くほつれている。人物の手と軍手を融合させない。
- ショウは蓋を閉め終えて立ち上がった状態。手に長い鉤を振り回したり、工具を武器のように構えたりしない。
- 背景に旧保安・保守倉庫の入口・外壁・搬入口等が見え、**「古いが現在も人が使い、補修している生活拠点」**と分かること。廃墟化、スラム化、高級施設化をしない。
- 画面内に、清掃済みの作業痕跡としてバケツ、長柄工具、回収した汚泥・鉄片、黒く汚れた油吸着材の一部を置いてよい。ただし人物や鉄蓋より主張させない。
- 本画の意味は、**「排水が通ったから全部解決した」ではなく、「使って流せる生活が一段成立した。その痕跡は下流へ流れ続ける」**ことである。
5. 重要条件
- ヒナセは画面中央。両足で安定した立位、本人右手は右腰、左手は左腰。閉じた蓋へ視線を緩く下げ、疲れた安堵。英雄的な胸張りは禁止。
- カガリは画面右、ヒナセへ少し向いた立位。本人左手に外した軍手をまとめて低く保持し、右手は空で体側。ヒナセを見て小さく笑い、「言えてる」の自然な同意を示す。
- ショウは画面左、蓋を閉め終えた立位。本人右手で長い鉤を低く保持し先端は足元へ。左手は空で体側、視線は閉じた蓋・鉤の足元付近。
- 三人は同じ仕事を終えた仲間として近いが、身体接触なし。恋愛的三角関係、家族写真、記念撮影のような正面整列にしない。
- 鉄蓋を画面の象徴物とする。人物より巨大にしすぎず、しかし「三人の足元の下に流れがある」と想像できる位置へ置く。
- 点検桝周辺には朝の清掃痕が残る。油泥や切粉を完全に美化せず、かつ危険物が散乱したままにも見せない。作業で整理された状態。
- 黒く重くなった吸着材は、回収済みであることが分かる。水面に浮いたままにはしない。
- 倉庫入口の奥に生活感を少し置いてよいが、ベッドや食卓を主役にしない。「家」の意味は設備復旧から読ませる。
- 昼の外光を主に、倉庫入口内の実用灯を補助として用いる。実画像の画面左上から入る外光と入口内の灯りを許容・採用する。午後という範囲を保持し、正確な時刻・方位・太陽高度は確定しない。中立的な外光と入口内の局所的な実用灯が共存し、人物の肌・表情・作業痕を読める明度とする。入口内の局所的な暖色は維持してよい。夕焼け・祝祭・ロマンス照明へ変えない。
- 人物の汚れ・汗・作業疲労を自然に残す。ただし不潔さを誇張してスラム表現にしない。
6. 補助条件
- 鉄蓋周辺の地面は、砂利、古いコンクリート、油染み、清掃時の湿りなどが混在してよい。
- 錆びたドラム缶や木パレットの山を背景端へ残すと、朝に桝を発見した場所との連続性が出る。
- 長い鉤はショウ本人右手の一本のみ。磁石付き拾い道具と長柄汚泥すくいは画面端の補助物として扱い、別の床置き鉤へ二重化しない。
- 汚泥を入れたバケツ、回収した鉄片を分けた容器を置いてよい。ただし処分方法の詳細は新規設定しない。
- 旧保安・保守倉庫の入口奥に、洗面・トイレ系統が再使用できるようになった気配を示す実用灯や人の生活音を連想させる奥行きがあってよい。
- 三人の顔にわずかな緩みがあってよいが、満面の笑みは不要。
- 閉じた鉄蓋を前景へ置くため、カメラをやや低めにしてもよい。ただしローアングルで人物の脚や身体を強調しない。
補助条件によって、閉じた鉄蓋・三人の関係・倉庫という主題が埋もれる場合は省略する。
7. 基本仕様
- 作品名:『バベル:リビルド』
- シーン番号と題名:05-AA『排水』
- 画像用途:象徴ビジュアル/キービジュアル/シーン扉
- 画風:重厚なセミリアルSF生活ドラマ寄りの工業・生活イラスト。人物はアニメ的に識別しやすく、倉庫、金属、油汚れ、工具、作業痕は現実感を重視する
- アスペクト比:16:9
- 画角:35〜40mm前後の自然な広角〜標準寄り
- カメラ位置:閉じた鉄蓋を前景〜中央下部に置き、その向こうに三人と旧保安・保守倉庫を見通せる斜め前方
- カメラ高さ:床上約1.25〜1.45m。鉄蓋を象徴物として見せつつ、三人の顔・手・作業後姿勢を自然に読める高さ
- 数値の扱い:画角35〜40mm・高さ1.25〜1.45mは再生成時の目安であり、実画像の実測値や厳密な合否条件ではない。現画像の低めの視点と顔・手・蓋が読める構図を維持し、数値へ合わせる再構図を行わない。
- レンズ感:軽い広角で倉庫裏手の奥行きを出すが、人物の体型や鉄蓋を誇張しない
8. 空間
8-1. 建設時の骨格
- 旧保安・保守倉庫の裏手。
- 工業設備・保守資材を扱っていた場所で、コンクリート床または荒れた舗装、砂利、金属製点検桝、倉庫外壁、搬入口・扉、資材置き場がある。
- 点検桝は、古い倉庫設備図上では二つの便所と二つの洗面の排水を受け、旧汚水幹線へつながる系統上の一部。
8-2. 現在の変化
- B-19後、36名の外壁共同体が旧保安・保守倉庫を生活拠点として使用している。
- 05-Wまでに新設給水、飲用蛇口、仮設シャワーが成立。
- 05-AAで、旧排水系を清掃し、四か所の排水疎通を確認し、既設洗面・トイレへ新たな給水枝を接続して使用可能な状態へ進めた。
- ただし排水の下流全経路・現在状態・最終合流先は未確認。
8-3. 生活・稼働の痕跡
- 錆びたドラム缶、木パレット、古い油染み。
- 清掃で回収された黒い油泥、金属切粉、ボルトや鉄片。
- 黒く汚れた油吸着材。
- 使用済みの長柄工具、バケツ。
- 倉庫入口の人の出入り、実用灯、補修・再利用の痕跡。
- 完成された住宅ではなく、保守倉庫を生活拠点へ変えていく途中の状態。
8-4. 避ける空間上の誤解
- 清潔な新築住宅
- 家具の揃った家庭的なリビング
- 全面崩壊した廃墟
- 治安崩壊したスラム
- 下水処理場や巨大汚水プラント
- サイバーパンクのネオン配管空間
- ホラー的な地下穴・怪物のいるマンホール
9. 画面内優先順位
- 閉じた鉄製点検桝の蓋と、その周囲で「家」に近づいた感覚を共有する三人
- ヒナセの疲れた安堵と「家って感じがしてきた」という認識変化
- カガリの自然な同意と、ショウの作業完了確認という三人の役割差
- 油泥・切粉・吸着材・工具など、生活を成立させるために実際に汚れた作業の痕跡
- 旧保安・保守倉庫が、古い工業施設のまま生活拠点へ変わっていること
優先しないもの
- 便器を外している作業そのもの
- 桝内部の黒い泥や油膜を直接見せること
- 四排水口の配管全経路を図解すること
- 旧汚水幹線の下流を描写すること
- 都市側ログや05-Zの人物を同一画面に入れること
- 飲用蛇口、シャワー、洗面、トイレを一枚に全部並べること
- 「家」という言葉を文字として表示すること
これらは本文・管理資料で担保し、キービジュアルへ詰め込まない。
10. 人物配置
| 人物・要素 | 画面位置 | 深度 | 高さ | 身体の向き | 他人物との距離 |
|---|---|---|---|---|---|
| 閉じた点検桝の鉄蓋 | 画面中央下〜前景 | 前景 | 床面 | カメラへ斜め | 三人の足元にある象徴物 |
| 雨宮ヒナセ | 画面中央 | 中景 | 安定した立位 | 閉じた蓋側へ自然に向く | カガリと会話距離、接触なし |
| カガリ | 画面右 | 中景 | 立位 | ヒナセへ少し向く | ヒナセと会話距離。約0.8〜1.3mは配置目安のみ |
| ショウ | 画面左 | 中景 | 蓋閉鎖後の立位 | 蓋・鉤の足元付近へ自然に向く | 二人から少しずれた実務位置 |
| 旧保安・保守倉庫 | 画面奥 | 背景 | 建物 | 三人の背後 | 生活拠点としての背景 |
| 回収工具・バケツ類 | 画面端〜鉄蓋周辺 | 前景〜中景 | 床置き | 整理済み | 主役を妨げない |
配置補足
- 三人は閉じた蓋の周囲に立ち、蓋上へ載せない。左右は本人の解剖学的左右。今回の持ち手を恒久設定にしない。
- 三人を横一列の記念写真にしない。
- ヒナセとカガリは会話が成立する距離だが、身体は接触させない。
- ショウは会話へ顔を完全に向けず、蓋や工具の確認から立ち上がった流れを残す。
- 鉄蓋は三人の間に割り込ませるのではなく、**三人の足元に共通して存在する「見えない流れの入口」**として置く。
- 人物の脚、工具、軍手、鉄蓋の輪郭を過度に重ねない。
11. 人物別演技
11-1. 雨宮ヒナセ
- 年齢・体格:19歳、160cm。成人女性。細身すぎず、現場作業を続けられる実用的な体格。
- 髪・顔:
AMAMIYA_HINASE_V1準拠。高い黒髪ポニーテール、マゼンタ系差し色、金属製髪留め、本人右頬の絆創膏。 - 服装:使い込まれた外壁作業着、作業ブーツ。05-Wから続く作業服として扱い、私服化しない。
- 今回の汚れ:作業後の汗、薄い埃、油や泥の軽い汚れがあってよい。顔・身体を過剰に汚さない。
- 画面位置:画面中央。
- 姿勢・重心:作業を終え、両足で安定して立つ。両手をそれぞれの腰へ置き続ける。胸を張る英雄ポーズにしない。
- 右手:本人右腰に置く。工具は持たない。
- 左手:本人左腰に置く。大げさなジェスチャーなし。
- 脚・履物:両足を自然に床へ置く。作業ブーツ。脚線を主役にしない。
- 視線:閉じた鉄蓋の方向へ緩く下げる。この一瞬の視線は固定し、カメラ目線にしない。
- 表情:作業疲労の残る顔。大きな笑顔ではなく、息を吐いた後に口元が少し緩む程度。
- 今回の演技:排水、洗面、トイレまで使えるようになったことで、初めて倉庫を「家」に近い場所として感じ、その感覚を何気なく口にする。
- 誤解防止:勝利宣言、リーダー演説、涙の感動、恋愛的な表情、幼児化は禁止。
11-2. カガリ
- 年齢・体格:21歳、165cm。成人女性。現場で働く実働体型。
- 髪・顔:
KAGARI_V1準拠。普通顔、穏やかな垂れ目、黒い根元と不均一な黄味ブリーチ、黒髪を大きく残した長い低い一つ結び。 - 服装:灰緑系作業着、作業ブーツ。05-Wから続く実務服。
- 今回の汚れ:袖、膝、手元に軽い泥・油汚れがあってよい。
- 画面位置:画面右。
- 姿勢・重心:自然な立位。ヒナセの言葉を聞いて少しだけ身体を向ける。大げさに振り返らない。
- 右手:空で体側へ下ろす。衣服に重なり見えにくくても新しい小物を持たせない。
- 左手:外した軍手をまとめて低く保持。軍手と指を融合させない。
- 脚・履物:作業ブーツ。安定した立位。
- 視線:ヒナセを見る。「言えてる」と返した直後の一瞬。
- 表情:「言えてる」と返す、ごく小さな笑い。疲労、納得、少しの安心。大笑い・赤面なし。
- 今回の演技:ヒナセの「家」という言葉を特別扱いせず、共同作業の延長として自然に肯定する。
- 誤解防止:恋愛的な見つめ合い、抱擁、母性的な保護、ファンサービス的な作業着の着崩しは禁止。
11-3. ショウ
- 年齢・体格:22歳前後、172cm前後。若い成人男性。現場作業者として自然な体格。
- 髪・顔:
SHOU_V1準拠。若い普通顔、軽いツーブロック短髪。 - 服装:退色した青灰色の短丈作業ジャケット、作業シャツ、カーゴパンツ、作業ブーツ。
- 今回の汚れ:手袋、袖、膝周辺へ作業汚れがあってよい。
- 画面位置:画面左。ヒナセ・カガリと完全な横一列にはしない。
- 姿勢・重心:蓋を閉め終え、屈んだ姿勢から完全に立ち上がった直後。蓋が噛み合ったことを確認した作業者の落ち着き。
- 右手:長い鉤を低く保持。先端は足元へ向け、振り回さない。
- 左手:空で体側へ下ろす。腕組みや勝利ポーズにしない。
- 脚・履物:作業ブーツ。安定した立位。
- 視線:閉じた鉄蓋・鉤の足元付近。作業完了を確かめる落ち着き。二人を茶化す表情にしない。
- 表情:作業が終わった確認の顔。わずかな安堵はあるが、会話の主役にならない。
- 今回の演技:生活の意味を語る二人とは別に、最後まで設備状態を確認して終える実務側の軸。
- 誤解防止:二人の恋愛を見守る第三者、コミカルなリアクション役、武器を持つ警戒役にしない。
12. 必須小物
| 小物 | 所有者・管理者 | 位置 | 状態 | 物語上の役割 |
|---|---|---|---|---|
| 鉄製点検桝の蓋 | 旧倉庫設備 | 画面中央下〜前景 | 完全に閉鎖済み | 上では生活成立、下では水が流れ続ける象徴 |
| カガリの軍手 | カガリ | 本人左手でまとめて低く保持 | 外した直後、切粉で細かな傷、指先が白くほつれる | 作業の実感と終幕への切替 |
| 黒く汚れた油吸着材 | 共同作業物 | 鉄蓋近くの作業領域 | 回収済み | 油を含む旧排水設備を実際に清掃した痕跡 |
| 長い鉤 | 共同作業工具 | ショウ本人右手、先端は足元へ | 使用後、一本のみ。床置き鉤を追加しない | 点検桝を安全に開閉した作業の痕跡 |
| 長柄の磁石付き拾い道具 | 共同作業工具 | 画面端 | 使用後、整理中 | 切粉・鉄片除去の痕跡 |
| 汚泥すくい | 共同作業工具 | 画面端 | 使用後 | 黒い油泥を除去した作業の痕跡 |
| バケツ・回収容器 | 共同体 | 画面端〜前景 | 汚泥・鉄片等を回収 | 「家」は清掃・補修で成立したことを示す |
| 旧保安・保守倉庫 | 共同体の生活拠点 | 背景 | 古いが使用中 | 避難場所から生活拠点へ変わりつつある対象 |
小物造形上の境界
- 確定: 鉄蓋は閉じ終えている。カガリは軍手を外す。軍手には切粉由来の細かな傷と指先のほつれがある。油吸着材は黒く重くなり、桝から引き上げられている。
- 確定: 朝の作業で長い鉤、ガス検知器、磁石付き拾い道具、長柄の汚泥すくい、バケツを使用している。
- 未確定: 吸着材を最終的にどの容器へ入れるか、工具の正式規格・色、バケツの材質・色、回収鉄片の保管方法。
- 生成上は自然な仮置きを行ってよいが、その生成結果だけを根拠に正本へ追加しない。
13. 光・色
- 時刻:午後。正確な時刻は未確定。
- 主光源:昼の外光。現画像の画面左上から入る外光を採用。正確な方位・太陽高度は未設定。
- 補助光:倉庫入口内の実用灯。局所的な暖色を維持してよい。
- 色温度:中立的な外光と局所的な実用灯が共存。肌・表情・作業痕を読める明度。
- 最も明るい場所:三人の顔〜上半身、倉庫入口周辺。鉄蓋は反射しすぎない。
- 最も暗い場所:倉庫外壁の隅、資材山の奥、鉄蓋周辺の古い油染み。
- 人物の色分け:ヒナセ=黒髪+マゼンタ差し色+使い込まれた作業色、カガリ=灰緑系、ショウ=退色青灰系。
- 背景色:鈍い灰、錆茶、古い金属色、くすんだ木、黒い油汚れ。
- 入口内の局所的な暖色は許容するが、家庭団らん・夕焼け・祝祭・ロマンス照明、ネオン、赤警報へ変更しない。
14. 文字・表示
- 必須文字:なし。
- 「家」「排水」「旧汚水幹線」等を画面へ文字として表示しない。
- 倉庫の表札、配管番号、工具ラベル、容器ラベルを正確に読ませる必要はない。
- 吹き出し、字幕、タイトル文字、説明テロップを入れない。
- 文字の後工程修正予定はなし。今回の別工程はヒナセの絆創膏の右頬への局所修正であり、字幕・文字追加ではない。
15. 禁止事項
- 三人が肩を組む、抱き合う、ハイタッチする、勝利ポーズを取る
- 記念写真のように横一列で正面を向く
- ヒナセとカガリを恋愛的に見つめ合わせる
- ショウを二人の恋愛を見守る第三者にする
- 「家」を温かなリビング、食卓、ソファ、家族団らんへ置換する
- 点検桝の蓋を開いたままに戻す
- 地下の水路を断面透視して見せる
- 鉄蓋から水が漏れ出す、噴き出す、逆流する描写を追加する
- 黒い汚水を大量に流し、感染・腐敗・ホラーを主題化する
- 工具を武器として持たせる
- 作業着を性的に着崩す、濡れ透けさせる、身体曲線を強調する
- カガリの軍手と手指を融合させる
- ヒナセの絆創膏の左右を逆にする
- 倉庫を清潔な未来ホテル、豪華な住宅、全面廃墟、スラムへ極端化する
- 排水系が恒久復旧・都市公認・安全保証済みであることを示す標識や演出を追加する
- 都市側の澪、レイカ、ナギ、ボルド等を同一画面へ追加する
16. 生成用統合プロンプト
以下は新規・再生成時の構図指示。今回の原画像編集は18章の絆創膏のみの局所指示を優先し、この全文で場面を作り直さない。正本画像名の記載だけで参照入力済みとは記録しない。
『バベル:リビルド』第5話05-AA『排水』の象徴キービジュアル。横長16:9、重厚なセミリアルSF生活ドラマ寄りの工業・生活イラスト。舞台は午後の旧保安・保守倉庫裏手。古い保守倉庫の外壁、搬入口または扉、砂利と古いコンクリート、錆びたドラム缶や木パレット、長年の油染みがある。全面廃墟でもスラムでもなく、現在36名の共同体が補修しながら使う現役の生活拠点。
画面の本質は、水を得るだけだった倉庫が、洗面・トイレ・排水まで使えるようになり、「使って流せる生活」が成立した瞬間。三人の足元にある閉じた鉄製点検桝の蓋を象徴物として前景〜中央下部へ置く。その蓋の下では排水が流れ続けているが、断面透視や地下水路を直接描かない。閉じた蓋、湿った作業跡、回収された汚泥・鉄片、黒く重くなった油吸着材、使用後の長柄工具によって、下に流れが続いている余韻を出す。
主な人物は三人だけ。
画面中央の雨宮ヒナセ。19歳、160cm、AMAMIYA_HINASE_V1。高い黒髪ポニーテール、マゼンタ系差し色、金属製髪留め、本人右頬の絆創膏。使い込まれた外壁作業着と作業ブーツ。作業後の汗と薄い埃、軽い油汚れ。両足で安定して立ち、本人右手は右腰、左手は左腰に置く。視線は閉じた蓋へ緩く下げる。英雄ポーズではない。表情は疲労が残り、息を吐いた後に口元が少し緩む程度。「やっと、倉庫っていうより家って感じがしてきた」と自然に口にした直後の顔。
画面右のカガリ。21歳、165cm、KAGARI_V1。穏やかな垂れ目、黒い根元と不均一な黄味ブリーチ、黒髪を大きく残した長い低い一つ結び、灰緑系作業着、作業ブーツ、現場で働く成人女性の体格。作業後の軽い泥・油汚れ。切粉で細かな傷がつき指先が白くほつれた軍手を外した直後で、軍手は本人左手にまとめて低く保持し、右手は空で体側へ下ろす。右手が衣服に重なっても小物を追加しない。視線はヒナセ。ヒナセへ少し身体を向け、「言えてる」とごく自然に返した軽い笑い。恋愛的な見つめ合い、強い赤面、抱擁なし。
ショウは画面左。22歳前後、172cm前後、SHOU_V1。若い普通顔、軽いツーブロック短髪、退色した青灰色の短丈作業ジャケット、作業シャツ、カーゴパンツ、作業ブーツ。鉄蓋を元通り閉め、かちりと噛み合ったことを確認して完全に立ち上がった直後。本人右手で一本の長い鉤を低く保持し、先端は足元へ。左手は空で体側へ下ろす。武器のように構えない。視線は閉じた蓋・鉤の足元付近で、二人の会話の主役にはならない。
時点はショウの蓋閉鎖・立ち上がり後、カガリが「言えてる」と返した直後。三人は閉じた蓋の周囲に立ち、蓋上へ載せない。同じ作業を終えた仲間として近いが、身体接触しない。横一列の記念写真、勝利ポーズ、大笑い、祝賀ムードにしない。三人の配置は軽い三角形または奥行きを持たせ、顔、手、軍手、工具、鉄蓋のシルエットを重ねすぎない。
長い鉤はショウ本人右手の一本のみで、床置き鉤を追加しない。前景〜画面端には、磁石付き拾い道具、長柄の汚泥すくい、バケツ、回収した鉄片、黒く汚れた油吸着材などを少量だけ置く。小物は作業の痕跡であり主役にしない。旧保安・保守倉庫の入口には、人が使い続ける拠点の気配があるが、家具の揃った家や暖かな家庭団らんを描かない。
カメラは閉じた鉄蓋を前景〜中央下部に置き、その向こうに三人と倉庫を見通す斜め前方。現画像の低めの視点を維持。床上約1.25〜1.45m・35〜40mmは再生成目安のみで、実測値・厳密合否条件ではなく数値へ合わせる再構図を行わない。低すぎるローアングルや脚線強調なし。昼の外光を主に、入口内の実用灯を補助として用いる。画面左上の中立的な外光と入口内の局所的な暖色を保つ。肌・表情・作業痕が読める明度。正確な時刻・方位・太陽高度は固定しない。灰、錆茶、黒い油、くすんだ木、ヒナセのマゼンタ差し色、カガリの灰緑、ショウの退色青灰で低彩度にまとめる。
この一枚の意味は、排水設備を直したことで旧倉庫が「水のある避難場所」から「水を使って流せる生活場所」へ一段進み、ヒナセたちが初めてそこを家に近いものとして感じること。同時に、閉じた鉄蓋の下では生活の痕跡が都市のどこかへ流れ続けている。恒久復旧、都市公認、安全保証、完全な幸福を示さない。
17. 生成後チェック
- 一枚を見て、単なるマンホール作業ではなく「生活拠点が一段完成した瞬間」と読めるか。
- 主な識別人物はヒナセ、カガリ、ショウの三人だけか。
- 鉄製点検桝の蓋が閉じ終えているか。開口・覗き込み場面に戻っていないか。
- 鉄蓋が三人の足元の象徴物として明確に見えるか。
- ヒナセが19歳・160cm、正しい髪・マゼンタ差し色・本人右頬絆創膏・作業着として識別できるか。
- ヒナセの表情が勝利・号泣ではなく、作業後の疲れた安堵になっているか。
- カガリが21歳・165cm、黒い根元と黄味ブリーチを含む低い一つ結び、灰緑作業着として識別できるか。
- カガリが軍手を外した後であり、軍手が手指と融合していないか。
- カガリの「言えてる」が自然な同意として読め、恋愛的な表情に寄っていないか。
- ショウが22歳前後、退色青灰色短丈作業ジャケットとして識別できるか。
- ショウが蓋を閉めた作業の完了確認役として成立し、工具を武器化していないか。
- 三人が横一列の記念写真や祝勝会に見えないか。
- 黒い油吸着材、長柄工具、バケツ等が「作業を終えた痕跡」として自然に置かれているか。
- 旧保安・保守倉庫が、古いが人が補修し使っている生活拠点に見えるか。
- 家具や暖色団らんを使わず、「家になった」という意味が設備復旧と人物の表情から読めるか。
- 鉄蓋から水が漏れたり噴き出したりしていないか。
- 地下水路の断面透視や都市側の排水経路を勝手に描いていないか。
- 人物の手足、軍手、工具、鉄蓋、背景物に融合・増殖・破綻がないか。
- 画像だけを見て、「上では家に近づいたと感じているが、下では生活の痕跡が流れ続けている」と言い直せるか。
- ショウ左・ヒナセ中央・カガリ右、蓋の周囲の立位で、ショウ右手の鉤・左手空、ヒナセ両手各腰、カガリ左手軍手・右手空、固定した視線が読めるか。
- 昼の外光+入口内実用灯が保持され、局所的な暖色を不必要に消していないか。
- 修正版は本人右頬に絆創膏一つ、左頬なしで、全体反転・顔向き変更がないか。
- 原画像と比べ、絆創膏以外の顔・表情・髪・衣装・汚れ・三人の配置・姿勢・手・視線・背景・蓋・光・画角・比率の保持を目視したか。
以下はチェック項目であり、全項目合格の宣言ではない。実施した確認・文書反映・修正版の最終採否は別表で分ける。
原画像・局所修正・採択の状態
| 対象 | 状態 | 確認範囲・次の条件 |
|---|---|---|
| 構図・演技・光 | ユーザー採択済み/文書反映済み | ショウ左・ヒナセ中央・カガリ右、立位、蓋の周囲、両手・視線、昼の外光+入口内実用灯を統合・別紙・統合プロンプトへ同期 |
| 原画像『油に濡れた工場の三人組.png』 | 原本保持/左右差は未許容 | 中央ヒナセの絆創膏が本人左頬側にあるため、本人右頬へ移す局所修正対象。原画像を上書きしない |
| 本人右頬への修正方針 | ユーザー採択済み | 絆創膏は右頬に一つ。左頬のものを除き、全体反転・顔の向き変更をしない |
| 修正版画像 | 作成・目視確認済み(今回の局所修正範囲) | 修正版出力識別名:『exec-db50c15b-b734-4beb-849b-9295332b53fb.png』。2026-10-10に全体と顔の拡大を原画像へ照合し、本人右頬に一つ・本人左頬の絆創膏なし、全体反転なし、顔の向き・表情・髪・衣装・三人の配置・姿勢・両手・視線・閉じた鉄蓋・背景・外光と入口内実用灯・画角・1672×941の保持を見える範囲で確認した。絆創膏以外の完全な画素一致、全人物の細かな旧正本一致、全項目合格を保証するものではない。初回二候補は右頬の絆創膏を確認できず、第三候補は左頬側へ追加されたため採用不可。右頬へ移した顔の拡大ガイドを経て、今回の全体修正版を作成した。ガイド自体は全体キービジュアルではない。修正版の最終採否はユーザー未判断。 |
| 文書反映 | 完了 | Q-01〜07・M-01の横断反映と本文の限定差分を照合 |
| 修正版の最終採否 | ユーザー未判断 | 原画像、実際の修正版、目視結果、ユーザーの最終採否を混同しない。全人物の細かな正本一致や全項目合格の保証ではない |
今回の局所編集指示
元画像『油に濡れた工場の三人組.png』を用い、中央ヒナセの絆創膏だけを本人左頬から本人右頬へ移す。左右は本人の解剖学的左右。左頬の絆創膏を除き、右頬に顔の向き・遠近・光に沿って一つ置く。両頬へ増やさず、画像全体を左右反転しない。
顔の形、目、表情、顔の向き、髪、差し色、金属髪留め、衣装、汚れ、三人の配置・姿勢・手・視線、カガリ左手の軍手、ショウ右手の鉤、閉じた鉄蓋、背景、外光と実用灯、画角・比率を維持する。顔の向きを変えて絆創膏を見せない。局所編集で顔・表情・構図が崩れた結果は採用済みにせず、原画像を保持してやり直す。無修正許容へ切り替えない。
18. 部分修正時の維持条件
元画像『油に濡れた工場の三人組.png』を用い、中央ヒナセの絆創膏だけを本人左頬から本人右頬へ移す。左右は本人の解剖学的左右。左頬の絆創膏を除き、右頬に顔の向き・遠近・光に沿って一つ置く。両頬へ増やさず、画像全体を左右反転しない。
顔の形、目、表情、顔の向き、髪、差し色、金属髪留め、衣装、汚れ、三人の配置・姿勢・手・視線、カガリ左手の軍手、ショウ右手の鉤、閉じた鉄蓋、背景、外光と実用灯、画角・比率を維持する。顔の向きを変えて絆創膏を見せない。局所編集で顔・表情・構図が崩れた結果は採用済みにせず、原画像を保持してやり直す。無修正許容へ切り替えない。
初回生成後に局所修正する場合、画像生成AIの「完全維持」は保証されないため、以下を明示する。
維持する要素
- 横長16:9の構図
- 閉じた鉄蓋を前景〜中央下部へ置く配置
- ヒナセ、カガリ、ショウの三人のみという人物構成
- ショウ=画面左、ヒナセ=中央、カガリ=右という配置。三人は蓋の周囲で安定した立位
- 三人が立位で作業後の状態にあること
- ヒナセとカガリが会話距離だが接触しないこと
- ショウが蓋を閉め終えた後であること
- カガリが軍手を外していること
- 旧保安・保守倉庫裏手という背景
- 回収済みの作業痕跡
- 昼の外光を主に、入口内実用灯を補助とする光。画面左上の外光と入口内の局所的暖色を維持
- 祝賀ではなく疲れた安堵という感情温度
優先して修正してよいもの
次の一覧は将来の別修正を検討するための一般条件として保持する。今回Q-07ではヒナセの絆創膏だけが修正対象で、この広い一覧を使って顔・表情・髪・手・距離・視線・蓋・背景・光を変更しない。今回の局所指示を優先する。
- ヒナセの顔・髪・右頬絆創膏・表情
- カガリの髪色構成・低い一つ結び・軍手と手指
- ショウの髪型・ジャケット・工具の持ち方
- 三人の距離と視線
- 鉄蓋の大きさ・位置・遠近法
- 黒い吸着材や工具類の情報量
- 倉庫背景の劣化と生活感のバランス
- 光量・色温度
- 手指・脚・小物の破綻
変更禁止
- 鉄蓋を開けた場面へ戻す
- 主役を桝内部や汚泥へ変更する
- 三人以外の人物を主役として追加する
- ヒナセとカガリを抱擁・恋愛構図へ変更する
- ショウを二人の恋愛リアクション役へ変更する
- 作業着を私服や露出の多い衣装へ変更する
- 倉庫を住宅のリビングへ変更する
- 地下排水経路を可視化して正本化する
- 恒久復旧・完全安全・都市公認を示す表示を追加する
- 採用した昼の外光+入口内実用灯を、実用灯主体・夕焼け・ネオン・祝祭照明へ変更する
19. 正本境界・未確定事項
本ビジュアル資料では、画像生成上必要な範囲を超えて以下を確定しない。
- 05-AA午後の正確な時刻
- 05-ZのM17現認時刻との厳密な前後関係
- 05-AAの給水フラッシング・トイレ排水と都市側圧力/排水ログの具体的対応
- 旧汚水幹線の現在状態、最終合流先、全長、容量
- 点検桝の正確な内寸、鉄蓋径、材質規格、耐荷重
- 旧排水管の管径、勾配、材質、延長
- 「二十秒ちょっと」の到達時間を物理計算へ使うための厳密値
- 油泥・切粉の総重量、油分濃度、処分方法
- 油吸着材の製品仕様・最終廃棄容器
- 大元タンク下流から既設洗面・トイレ系へ追加した枝の詳細管径、継手形式、逆止弁型式、仕切弁型式
- 倉庫裏手の正確な平面寸法、ドラム缶・木パレットの数と配置
- 05-AA終了時点でのトイレ・洗面の日常運用ルール、点検頻度、使用人数制限
- 05-AA排水が都市側にいつ、どの程度検知されるか
画像生成で自然な補完を行っても、その生成結果のみを根拠に正本へ追加しない。
本画で確定してよい範囲
- 点検桝は作業終了時に鉄蓋を閉める。
- 三人は清掃・疎通・トイレ/洗面復旧を終えた後、倉庫を「家」に近いものとして感じる。
- カガリは軍手を外し、軍手には切粉由来の細かな損傷がある。
- 油吸着材は桝から引き上げられ、黒く重くなっている。
- 旧保安・保守倉庫は、古い工業施設の骨格を保ったまま生活拠点へ変わりつつある。
20. 『排水』モチーフの画像上の扱い
05-AAでは、以下を主題的ルールとして扱う。
生活は、水を手に入れた瞬間には完成しない。飲み、洗い、排泄し、汚れた水を安全に外へ出せて初めて、場所は暮らしを受け止め始める。
本キービジュアルでは、「排水」を汚水や下水の不快さだけで描かない。
また、「家」を温かい家具や家族的な団らんで描かない。
代わりに、
- 汚れた桝を掃除した痕跡
- 閉じた鉄蓋
- 傷んだ軍手
- 黒くなった吸着材
- 作業を終えた三人
- 古い倉庫の入口
を同じ画面に置く。
これによって、生活とは見栄えのよい空間ではなく、給水、排水、衛生、修理、保守を誰かが引き受け続けることで成立することを示す。
さらに、閉じた鉄蓋には二重の意味を持たせる。
- 上側では、三人が「家」に近づいたと感じる。
- 下側では、その生活の痕跡が誰にも見えないまま流れていく。
05-Zでは都市側がM17の「流れあり・用途未確認」を見つけている。05-AAでは外壁側が排水を通す。
本画像だけで両シーンの因果を説明しないが、「入ってくる水」と「出ていく水」の両方が、都市と外壁共同体を物理的につなぎ始めているという第5話後半の構造を、閉じた鉄蓋の余韻で支える。
21. 変更履歴
| 版 | 日付 | 内容 |
|---|---|---|
| v1.0 | 2026-10-10 | 05-AA『排水』決定稿と『象徴ビジュアル 画像生成向け構図指示の設計ガイドライン Version 1.0』を基準に初回作成。象徴ビジュアルをシーン終幕、ショウが点検桝の鉄蓋を閉めて立ち上がり、ヒナセが「やっと、倉庫っていうより家って感じがしてきた」と言い、カガリが「言えてる」と返した直後へ固定。閉じた鉄蓋を主象徴物とし、ヒナセ・カガリ・ショウの三人、作業後の疲れた安堵、傷んだ軍手、黒くなった油吸着材、長柄工具、旧保安・保守倉庫を配置。『排水』を、生活循環の成立と都市へ流れ続ける生活痕跡の二重主題として整理。人物参照は05-Wで確定したAMAMIYA_HINASE_V1、KAGARI_V1、SHOU_V1の年齢・身長・髪・作業着差分を引き継ぎ、絶対条件・重要条件・補助条件、人物の両手・視線・姿勢、小物、光・色、禁止事項、生成用統合プロンプト、生成後チェック、部分修正維持条件、正本境界を整備 |
| v1.1 | 2026-10-10 | Q-06・Q-07のユーザー採択を統合シートv1.1と同期。蓋閉鎖後「言えてる」直後、ショウ左・ヒナセ中央・カガリ右、蓋の周囲の立位、両手と視線、カガリ左手の軍手、ショウ右手の鉤一本、昼の外光+入口内実用灯を一案へ固定。カメラ数値を目安に限定し、人物正本画像の指定と実入力を区別。Q-07は本人右頬への絆創膏のみの局所編集を採用、原画像保持。文書反映済み。右頬局所修正版を作成・目視確認済み(今回の修正範囲)、原画像保持、修正版の最終採否はユーザー未判断。旧履歴・一般修正一覧を保持し、今回は局所指示を優先 |